2015年10月23日金曜日

日本企業の海外進出

最近、業界を問わず、日本企業のグローバル進出の話が新聞で散見されます。人口の減少などに起因して、日本国内での機会は確実に減っていくであろうことが予想されるので、『そりゃあ、当たり前だよね』と思います。(何かと話題になっている2020年東京オリンピック/パラリンピックのためにしばらくは好景気が約束された業界が稀にありますが…。)

私は(わりとワールドワイドな)クラウドサービスを売る営業をやっていますが、それだけに特化すれば、正直、悪い流れではありません。日本経済新聞に『インフラ争奪 総力戦』というタイトルで話題が出ていましたが、特にコンサバな業界では使用しているアプリケーションなどもスクラッチで自社専用のものを作りこんでいるお客様も多いです。今後、グローバルに業務を展開していく場合には、当然のことながら競争も激しくなりますし、買収や提携などもケースとしては増えるので、コミュニケーションに関するツールは特に広く汎用的なものを選択した上で、可能な限り、そこに割く人員はどんどん削減して、主戦場の部署に回すべきだと思います。

技術や資金だけでは… インフラ争奪、日本の弱点
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO91975210Q5A920C1TJC000/

人によっては仕事がなくなることに難色を示す人もいるでしょうが、Panasonicのように戦略的に大胆に人員配置を変えているところもありますし、組織の構造自体を変えていくぐらいの覚悟がないと、仕事どころかそもそも会社がなくなってしまいますしね…。

パナソニック 社内公募500人 社員のやる気刺激 人材獲得競争、組織に活力
http://www.arc-career.com/management-topics/management-078.html

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